読書の秋だからなのか、会社の新しい事業年度が目前だからなのか、毎年この時期は読書が進む気がします。
本は新品が好き
我が儘なのですが、私は本はなるべく借りるのではなく新品を購入して読みたい性格です。
本当はそこを妥協できると楽なのですがそれが無理なので、本を入手(購入)するときにいつもちょっと値段で悩んでしまいます。
結論としては本は(多少高価でも)価値のあるものだと割り切ってあまり金額を気にせずに投資するようにしています。
数千円でなかなか体験できない異業種や他の世界を知ることができるのは本当に安いとは思っているものの、いざ購入の際にはちょっと躊躇してしまうのですが(笑)。
余談ですがモキ製作所では自己啓発助成金制度があって、リスキリングなどの費用に補助が出るようになりました。書籍の購入も対象になるので迷いがちょっと減りました。
電子書籍か紙の本か
値段の悩みに加えて、電子書籍か紙の本かも悩みどころです。
結果的に、私は8:2くらいの割合で電子書籍を使っています。便利さで電子書籍の勝ちといった感覚です。私はスマホにKindleアプリを入れて使っているのですが、特にハイライト機能が気に入っています。後でその部分だけを見返しやすくて良いです。
電子書籍と紙の本、それぞれ特徴は本当に一長一短だと思います。
電子書籍のメリット
- 気軽に何冊も持ち運べる
- 暗いところでも読める
- 出張や移動と相性がいい
- 気になったらどこでもすぐに買える
- ハイライト機能が便利
電子書籍のデメリット
- 古本が無い
- 古本として売れない
- サブスクもあるが読みたい本がちょっと限定される
- 紙の本のような雰囲気は出ない
- 本屋さんのような楽しさは希薄
紙の本のメリット
- 雰囲気が良い
- 読んでいる実感が大きい
- 紙の質感や重みも含めて好き 匂いも好き
- 表装のデザインも楽しめる
- 本屋さんで棚を眺めるだけでも楽しい 情報収集になる
- 古本で売れる
紙の本のデメリット
- 何冊も持ち運ぶのは重くて辛い
- 暗いところで読めない
- 売ることを考えると気軽にマークできない
- 入手するのに時間がかかる
最近読んだ本
最後にせっかくなので最近読んだ本で印象に残ったキーワードのメモを残したいと思います。分野や新旧などは問わずに色々読むので順位や規則性はありません。以前に読んだ本でも、時間が経ってから読み返すと刺さる部分が変わるのも面白いところだと思います。
移動する人はうまくいく 長倉顕太著より
人生の豊かさは「選択肢の多さ」 ・・・新しい考え方でした。共感。
おしょりん 藤岡陽子著より
まだ暗闇にある未来を、手を伸ばせば届くことのように語れる男 ・・・リーダーの条件と思いました。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 森岡毅著より
資源(= ヒト、モノ、カネ、情報、時間、知財)は常に不足 ・・・「ちゃんとやれば」とか「ちゃんと揃えば」と先送りにしちゃうことが多いので。
終わりに
皆さんお気に入りの本があると思いますが、私はおすすめの本を教えてもらうのも大好きです。最近は会社の若い社員さんが『論語』を読んでいてとても刺激を受けました。私も挑戦しようかと迷っています。ちょっとハードルが高い気がして躊躇しています…。