2024年5月は大きな展示会に2つ出展しました。「NEW環境展」と「J AGRI九州」です。
今回は「NEW環境展」を中心にブログにします。
環境展は恒例イベント
環境展は名前の通り環境ビジネスの展示会です。弊社モキ製作所も毎年参加しており、分離職人をメインで出展しています。
展示会の出展には新しい案件獲得の他に、ユーザーさんや関連会社さんとの定期接触や新商品の発表など色々な目的があります。この目的の設定や力配分をどうするかがとても重要なポイントなので下で詳しく書きたいと思います。
出展社が700社以上、3日間で約10万人のお客さんが来場するとても大きなイベントなので毎年とても気合が入ります。
数年前までは営業スタッフのみで参加
数年前のモキ製作所では、展示会は営業スタッフのみで参加や対応をするスタイルでした。が、今は大きく方針を変えて、色々な部署のメンバーが選抜で参加する方針に転換しました。
例えば、新商品を出展する場合はその担当設計スタッフが参加、ユーザーさんが多く来場する展示会にはメンテ部門のスタッフも参加、といった具合です。
環境展に向けて新商品を開発することが多く、また環境展は多くの分離職人ユーザーさんが来場される展示会です。ですので環境展の参加者は、結果として色々な部署から参加することになります。今年は営業2名、メンテナンス1名、設計1名、広報2名の6名での参加となりました。
各部署からメンバーを集めるメリット
営業部のみで展示会を運営すると毎年ほぼ同じメンバーが参加することになるので、準備も会期中の対応も慣れている点がメリットだと思います。担当のお客さんが来場した場合や進行中の案件の対応もスムーズです。
一方で選抜メンバー制にすると、慣れていないメンバーが参加するので大変ではありますが、展示会の出展目的に合わせて毎回フラットな考え方で臨める点が良いと思います。また、普段はお客さんと接することが少ないスタッフが直にお客さんの声を聞けるチャンスでもあります。
この選抜メンバー制は導入当時、とても悩みました。実際に会場で「(営業の)◯◯さんはいないの?」とご質問をいただくことは今でも多いです。が、お客さんとメンテナンスや設計のスタッフが会話できるチャンスも捨て難いですし、それがお客さんに喜んでいただけている一面もあると思います。悩みどころではありますが、今後は選抜メンバー制をより進化させていきたいと今は考えています。
展示会の準備は半年前から始まる
環境展はモキ製作所にとって毎年の一大イベントなので、準備にもしっかり時間をかけます。半年前には出展方針の大枠を決め、2月頃(約4ヶ月前)には企画を固めます。ここで狙いや力加減などを決まるのですが、これがとても大事です。特に環境展は毎年出展するので、狙いをしっかり決めないと惰性で事が進んでしまうのです。ちょっと手間ではありますが、出展の目的や狙いをしっかり考えてマインドセットするようにしています。その時のトレンドや新商品など、色々な要素を加味します。
下の画像は企画書の一部とブースレイアウトの検討資料です。
おわりに
冒頭にも書いた通り、5月は「J AGRI」にも出展しました。実はこの2つの展示会はまったくの同日開催でしたのでリソースの配分や準備は大変でした。開催場所も東京と熊本とバラバラでした。
それでも両方の展示会にもたくさんのお客さんにお越しいただけて本当に良かったです。ご来場の皆様、ありがとうございました。
参加した展示会メンバーのスタッフさんもお疲れさまでした!