ブレーンストーミング

モキ製作所で「ブレーンストーミング」略して「ブレスト」に挑戦し始めました。普段の会議とは違った空気は楽しいです(宿題は大変ですが…)。その導入の様子をブログにしました。

そもそもブレストとは?

ブレストとは会議のやり方の1つで、アメリカ人のアレックス・F・オズボーンさんによって発案されたそうです。みんなで連想することで創造的なアイデアを捻り出す手法で、和訳すると「集団思考」とか「集団発想法」といった言葉になります。

会議なので集まって話すワケですが、その会議の際のルール・方針・雰囲気作りが肝心です。

どんな風に始まったのか?

きっかけは社長からの提案でした。「アイデアや企画をもっと活発に出せるようになりたいね」という思いがその背景にあります。

「ブレスト ルール」などのキーワードで調べるとたくさんの情報が簡単に手に入ります。色々調べて、まずは下記の3つを意識して進めることになりました。

「とにかく、アイデアの量を出す」
「とにかく、相手を否定・批判しない」
「とにかく、相手のアイデアに乗っかる」

そして社長の大号令の元、部署をまたいで7人の精鋭(?)が集まりました。とりあえず、2週間に1回の頻度で会議を行います。1、2回目でアイデアを出しまくり、3回目で収束、その後にアイデアを煮詰めていくプランです。

写真はアイデアを出しまくっている様子です。付箋にアイデアを書いてどんどん貼っていきます。初陣の1サイクルは社長自らファシリテーター(写真右側)。

キックオフのミーティングではマコなり社長さんのYoutube動画をみんなで見ました。そこでやりたい事のイメージが共有できたのも良かったです。

実際にやってみて

まずは自由に意見を言える環境が率直に気持ち良いです。もともと意見が言い易い社風だと私は感じていますが、社歴の浅い社員さんや若い社員さんだと感じ方が違う部分もあるはずです。意見を出し合える環境を意識して用意することの重要性を再認識しました。

あと、会議にはまったく予想もしなかったようなアイデアが持ち寄られるので刺激にもなりますし楽しいです。

只、一番の目的であるアイデアの創出効果については、まだ半信半疑といったところが正直な気持ちです。面白い意見がいっぱい出る反面、後々うまくまとまるかが不安にも感じます。

とは言え、まだ始めたばかり。アイデアを出しまくる段階です。良い結果に繋がるよう前進あるのみです!

おまけ① オズボーンのチェックリスト

この手法の発案者のオズボーンさんといえば「オズボーンのチェックリスト」も有名です。9つの質問を使って思考を柔らかくする考え方で、これを使うとグッと視野が広がる気がします。私の場合、大事なときにこそ忘れてしまいがちなのですが、なるべく意識して考えが煮詰まらないようにしています。

おまけ② ジビエとおでん

ブレストやろう!となったとき、不安や懐疑的な気持ちもありました。そんなときにブレスト経験のある若手の社員さんから、以前の仕事で「ジビエとおでんを掛け合わせたメニュー」が生み出された体験談を聞きました。面白い成果物だなぁと驚き、やる気が急上昇した瞬間でした。

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