サウナケーションを実践!そこで気付いた大事なこと

サウナケーションとは?

先日、サウナケーションを行いました。サウナケーションとは、サウナ、ワーケーション、コミュニケーションを組み合わせた造語です。サウナに入ることで人間関係が円滑になり、交流が活発になることを目的としています。サウナケーションに出会ったいきさつは過去のブログに詳しく書いています。

この考え方に出会ったのは去年の夏です。その時は面白そうだと思いながらもなかなか実行には至っていませんでした。しかし先日、このサウナケーションを実践するきっかけとなる出来事がありました。

実際にやってみた!サウナがつなぐ会話と気づき

ひょんなことから、社外の方に(当社の)ある社員さんとのコミュニケーションが不足していると指摘をいただきました。その方はなんとサウナ屋さん。相手がサウナ屋さんだったこともあってか、タイミング良くサウナケーションを思い出すことができました。これはチャンスだと思い、すぐさまその社員さんと共にサウナに入ることを計画しました。

金曜日の終業後、会社のサウナ小屋でサウナケーションを実施しました。しかも指摘をくれたサウナ屋さんも駆けつけてくれました。私を含めた3名でのサウナ。指摘をいただいてからこのサウナケーションまでは約1週間。このスピード感で3名が集まれたことにもなんだか感じるものがあります。

(下の写真が実際のサウナケーション会場。工場敷地の一画です。写真中央の扉がサウナ小屋、水色のドラム缶が水風呂です。)

加えて、私以外の2名(サウナ屋さんと社員さん)は熱烈なサウナ愛好グループ「信州サウナ同盟」の幹部さんです。サウナケーションを教えてくれた人たちでもあります。前から知ってはいたものの、サウナケーションしながら伺う彼らのサウナへの情熱(蒸熱?)は熱かったです。

それに比べるとモキ製作所はサウナストーブを製造・販売していますが、他の商品もあるなかでどうしても力が分散してしまう部分があります。サウナにかける情熱が幹部二人と同じとはさすがに言えません。しかし、それでも良いサウナストーブを作りたいという強い思いはあります。そこに何とも言えないジレンマを感じました。

サウナ中の話題は、サウナはもちろん、組織や会社のビジョンや将来の展望、教育、ビジネスチャンスなど多岐にわたりました。仕事中にも会話はありますが、リラックスした状態で話すことで、普段とは違う深い話ができたことが大きな収穫でした。意外な気づきも多かったです。

(サウナ後に制作中のプロモーションビデオを特別にちょっとお披露目。サウナのこととなると目が真剣。)

オンオフの境界線とコミュニケーションの大切さ

最近は「オンとオフをはっきり分けたい」という風潮が強いと感じます。特に若い世代はその傾向があるように感じますし、自分自身も若い頃はそうだったと思います。しかし、オンとオフをきっちりと区切ることが現実的かというと、私はそうではないと感じています。

例えば、休みの日に何気なく観た映画や読んだ本が仕事につながることがあります。でも、その時間や代金を「仕事」として全て計上することはなかなか難しいと思います。その一方で、仕事時間中にプライベートを満たす貴重な学びや体験を得ることだって沢山あります。

つまり、オンとオフの境界線は「時間」や「場所」だけで決まるものではなく、人それぞれの「感覚」や「感情」「価値観」、さらには「タイミング」なども絡む複雑なものだと思います。一本の線を引いて明確に分けることは難しく、むしろその境界を柔軟に考えたほうが、仕事もプライベートもより充実するのではないでしょうか。

また、その境界線は決めた人とそれを見る人でも意見が違うと思います。その齟齬を埋めるのがまさにコミュニケーションなのではないかと感じました。

今回のサウナケーションもそうでした。仕事の話をしながらもリラックスでき、アイデアが生まれ、新しい視点を得ることができました。会社の敷地内での実施でしたが、仕事の延長というよりも、普段とは違う空気の中での有意義な時間だったと思います。果たしてこの時間はオフだったのか、オンだったのか。。(解散は23時でしたが 笑)

私はこうした機会を、他の社員さんとももっと持ちたいと感じました。ただし、相手のプライベートの時間をもらう一面もあるため、押し付けにならないかは心配です。価値観は人それぞれですが、少なくとも私は「オンとオフの境界を厳密に決めることにこだわらなくてもいい」と考えています。そのほうが、オンもオフも充実するのではないかと思います。色々な考え方はあると思いますが、まずは自分の考えをはっきりとアウトプットしておこうと考えブログに残しました。

今回のチャンスを作ってくれた宮尾さん、カツMAX、本当にありがとうございました!またやりましょう!

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