ブログを始めて1年、振り返る

この1年間、ブログを通して得た学びや挑戦を振り返ると、様々な気づきや成長を感じることができました。

ブログを始めた当初、最低月2回の更新を目標に掲げました。遅れそうなこともありましたが、なんとか目標は達成できました(最初のブログはこちら)。

ワードプレスの使い方も全く分からない状態から始めましたが、試行錯誤しながら善戦できたのではないかと思います。

スキルアップの実感はまだまだ

まず、ブログを通して目指していたのは、ワードプレスやライティングのスキルアップです。

ワードプレスの操作については、基本的な使い方を掴めたとは思いますが、まだ「使いこなしている」とは言えません。ブログを書くことに精一杯で機能の勉強までは追いつかなかった印象です。

ライティングスキルに関してはなんとも評価が難しいです。文章がうまくなった感じは全然ありませんが、なるべく簡単な文章を書く意識はついたかと思います。

加えて、この1年を振り返ってみると継続する習慣は少し身についたと思います。これは大きな収穫です。

思考の整理と新たな発見

ブログが役立ったと感じるのは、普段の考えや取り組みを整理する手段としての役割です。

ブログを書くつもりで仕事に取り組むことで、準備や段取りがうまくいく場面が多々ありました。また、一定の期間ごとにプロジェクトを振り返り、その内容をブログに残すことで頭がすっきりと整理されました。1年を振り返る中で過去のブログを読み返すと、当時の思考や取り組みが思い出しやすく助かります。記録としての価値も実感しました。

発信の力、意外な効果も

自分の考えを発信する手段としてのブログの効果は大きいと感じています。閲覧数はまだまだですが、お客様を巻き込んだプロジェクトをブログに書いた際には、そのお客様や関係者にブログをPRすることができました。たまに社員にもブログを共有したのですが、これは自分の考えを伝えるツールとして機能したと思います。

想定していなかった驚きは、ブログを読んだ方がモキ製作所の求人に応募してくれるケースがあったことです。応募者がブログを読んでから応募してくれるというのはとても嬉しいです。

印象的だった3つのエピソード

この1年でブログに残したエピソードの中で、特にインパクトが大きかったものを3つ挙げます。

1つ目は時間記録の開始です。この取り組みはモキ製作所の工数管理に大きく影響したと思います。今ではしっかりと定着し、さらなる進化や横展開が期待できそうです。

2つ目は海外へのアプローチです。SNSやメールを活用した営業活動が一定の成果を挙げ、来年はアメリカのアマゾンで無煙炭化器販売が始まる見通しとなりました。

3つ目はストーブの燃焼試験です。年末の慌ただしい時期にもかかわらず、2回の試験を実施できたことは、今後の商品開発や営業活動に大きな影響を与えると感じています。実際の使用環境での試験から得られる学びは、試験データを超える価値がありました。

転機の年と未来への展望

2024年は、ブログを始めたことも含めて、転機の多い1年でした。

今シーズン、薪ストーブ市場は全体的にちょっと元気が無いようです。物価高や景気のせいも大きいですが、今年は12月始め頃まで暖かく温暖化の影響も大きく感じます。モキ製作所の薪ストーブシーズンも市場と同じくスローなスタートでした。

このピンチをチャンスに変えるべく営業チームと目標を共有し、回復施策を複数進めました。最近まで個人目標や数値目標は敢えて緩める方向性でしたが、この転機にみんなで工夫して具体的で短期のKPIを設定しました。結果として年内に活気や勢いを取り戻すことができたと思います。2025年に向けて良いスタートダッシュを切る準備が整いました。

このストーブ作戦を通して時には期限や目標を決めて走り切ることがやっぱり大事だと改めて勉強になりましたし、状況が芳しくないときには自らの力で漕ぎ進めたり切り開く力が大切だと実感しました。良い学びだったので1年の最後のブログに記録します。

今回のブログを書くことで2024年をしっかり振り返ることができた気がします。来年もこの作業は継続しようと思います。さらにブログをうまく活用し成長したいと思います。

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