新しい年度、新しい挑戦

事業年度の切り替わり

10月から新しい事業年度が始まります。年度の切り替わりは、やはり気持ちがリセットされるものです。今期の業績は振り返ると「まずまず」といったところです。例年並みの結果を残せそうです。売上の中身を見ると課題もありますが、一定の成果を残せることは良かったと思います。ただ一方で、来期は挑戦の一年になりそうな気配が強くなっています。分離機のオーダーや薪ストーブの市場動向を考えると、どうしても厳しさを感じるからです。

広報へのシフト

そのような中で、私自身の仕事のスタイルも大きく変わります。これまでは営業や調整、雑務まで幅広く取り組んできましたが、来期からは「広報」にぐっと集中できることになりました。名刺にも「広報責任者」と肩書きが入ります。正直なところ、最近は自分の役割が曖昧になっていて、どれも中途半端に終わっている感覚がありました。ですから、今回の変化はやるべきことを見直す良い機会だと感じています。

後回しになりがちな仕事

広報の仕事は「重要だけれど緊急ではない」領域にあると思います。どうしても後回しになりがちです。日々の雑務に追われると、頭の中で「やらなきゃ」と思いながらも、気づけば手がつけられないままになってしまうのです。そうした仕事に、来期は集中できることに大きな可能性を感じています。

成果をどう定めるか

もちろん、ただ広告を出したりSNSを更新したりすればいいわけではありません。何を成果とするか、どんな指標で振り返るかを明確にすることが大切です。今期は特定の商品群についての「リード獲得数」を目標に設定しました。数字として分かりやすく、会社全体の目標にもつながりやすいからです。

バランスの重要性

ただし、その商品群に集中しすぎると、他の商品が手薄になってしまいます。広報の効果は中長期的に広がるものですから、一つに偏りすぎると全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。目標を軸に据えつつも、その他の発信や取り組みにも一定の力を配分することが必要です。広報活動の中でのリソース配分、これこそが来期の自分にとって大きな課題だと思います。

スタート前の準備

すでに新しい体制での動きは始まっています。スタート前の準備こそが勝負どころです。幸いなことに、会社としての大きな目標は例年以上に明確であり、広報の成果に落とし込みやすくなっています。施策も、メルマガ、DM、展示会、外部サイト、広告など幅広く検討しています。ただ、やることを増やすよりも、ターゲットのエリアや属性をきちんと定め、順番やスピードを意識して取り組むことが大切です。今期はその部分に反省点が多かったので、そこを改善していきたいと思います。続けることと、定期的に振り返って調整することを大切にしたいです。

反省と挑戦の両立

とはいえ、反省ばかりに囚われて動きが鈍くなるのは避けたいところです。挑戦を忘れず、前向きに進めることが成果につながるはずです。リード獲得がメインテーマではありますが、社内の士気を下げないために、他の広報活動や情報発信にも目を向けたいと思っています。発信の雰囲気が良いと採用活動にも良い影響が出ることは過去にも実感があります。

楽しく取り組むために

何はともあれ、新しい役割を与えられたこと自体が大きなチャンスです。せっかくなら、あれこれ悩むよりも楽しんで取り組みたい。来年の今ごろ、今年をどう振り返ることになるのかを想像すると、少しワクワクします。ユーザーさんを取材する機会も増えそうで、色々な話を聞けそうです。挑戦の一年を前向きに、そしてバランスよく進めていきたいと思います。

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