オリジナルの焚き火台作り

社内のプチイベントで端材を使った焚き火台の製作発表会を行いました。面白いアイデアや意見をたくさん共有できました。その経緯や製品を紹介したいと思います。

きっかけ

焚き火台を製作するきっかけは、5月に開催予定のサウナイベントです。5月の長野はまだ肌寒くイベント中に焚き火が欲しくなります。市販の焚き火台でも良いのですが、せっかくの機会なので自作の方が楽しいと思いオリジナルの焚き火台作りが始まりました。

売り物じゃなくて社内用の一点物で良いので、材料板の端材や製作中に出てしまった傷物をうまく活用して作ることにしました。クオリティよりもアイデア重視の方針です。

作品紹介①

この写真の右上は「焚き火どんどんMP200」の蓋を使った一品です。外周の花びら上のガードは「サウナストーブMS30」のケージの材料です。

左下は「サウナストーブMS30」の炉台とケージ材料を組み合わせた一品です。

どちらもガード部分が丸棒の端材ですが、使い方次第で雰囲気が全く違っていて面白いです。どちらもこの商品の製作をメインで担当している製造スタッフさんの作品です。

作品紹介②

こちらは「俺のかまど」の部品を抜いた後の板をメインで使った一品です。写真だとちょっと分かり難いのですが、よく見ると薪が載っている板に六角レンチ型の穴がいっぱい空いています。組み立て式で使わない時はほぼ板状に収納できます。製作者の意図が伝わる一品です。

作品紹介③

この斬新な形はストーブの煙突穴部分の端材で作られています。設計図からではなく、作りながら形を整えていったと思われますが、製作者のセンスを感じる一品です。普段はレーザー加工を担当しているスタッフさんの作品です。

製作発表&試し焚き

製作発表は週末の夕方にショールーム前で行いました。作品を並べて製作者から一言、その後に初火入れを行いました。実際に焚いてみると予想通りの燃え方の場合もあればその逆もあったり、やっぱり火は奥深いです。焚き火を囲んでワイワイと良い意見交換ができました。その後はみんなでサウナを楽しみました。

おわりに

このようなプチイベントを行ってみて、改めてモノづくりの楽しさを感じました。普段は担当していない作業を行ったり、材料のロス(端材)に目を向けたりする機会はとても貴重だと思います。今回作った焚き火台は今後の色々なイベントでフル活用する予定です。

↑自分の作品に火をいれるKさんとTさん。

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