仕事をしていると、「期限を守ること」は当たり前だと言われます。
もちろん、約束を守ることは大事ですよね。
でも、期限を守っていれば、それだけで本当に仕事はうまくいっているのでしょうか?
自分の仕事の進め方を振り返ってみると、「期限さえ守ればOK」という考え方だけでは、どうも苦しい場面が多いです。
トラブルの原因になってしまうこともあります。
「期限」というものと、どう付き合うべきか。
自分なりに考えてみたことをまとめてみました。
「期限」で困るとき

仕事をしていると「期限」の連続ですよね。
焦りを感じたり、期限に振り回されてしまうことが毎週のようにあります。
期限によるトラブル例
- ギリギリで取り組んでしまい、完成度が満足いくものにならない
- 「いつまでに?」という確認が曖昧なまま進んでしまい、依頼者と齟齬が発生
- 急なタスクが入ってきて、予定が崩れてしまう
こういったトラブルが重なると、仕事そのものがなんだか嫌になってきてしまいますよね。
でも逆に、期限内に自分でも納得のいく仕事ができ、達成感を得ることもあると思います。
「期限」をもっとよく知ることで、そんな嬉しい場面を増やせる気がします。
期限を味方にするためのヒント

うまく仕事が進んだときのことを振り返ってみます。
まずは、タスクを受けるとき。
「いつまでに必要ですか?」と自分から確認した方が近道です。
自分から聞くのは少し勇気がいることもありますが、これだけで後々の「言った言わない」や「認識のズレ」をかなり減らせるからです。
欲を言えば「いつまでに?」と相手に丸投げするのではく、逆算して「〇〇日までにやりますね。」と言えるとより良いと思います。
さらに言うと、この「○○日」は週末や終業間際ではなく、相手の余裕も確保したいところです。
ちなみに、小さな作業や、急な頼まれ事など、期限を決めるほどではない雰囲気は日常でよくあります。こういったタスクは基本は即対応、遅くとも翌日までには完了する感覚です。
次に、仕様を決めるとき、
なるべく具体的なイメージを共有することが大事だと思います。
そのタスクがなぜ必要なのか、どんな場面で使うのか、誰に対して使うのか、など依頼者と同じ目線でイメージしたいです。
口頭で話すだけだと、イメージが思っていた以上に違っている事はよくあります。サンプルを見たり、ラフを書いたり、なるべく可視化できるものを残すことでその後の作業がぐっと楽になると思います。
なぜ「前倒し」をすると楽になるのか
最近、改めて「早めに終わらせる(前倒し)」ことの意味を考えてみました。
最初は「自分が効率よくやるため」だと思っていましたが、それだけではないようです。
実は、仕事をお願いした側も、ずっとその仕事のことを気にしているのは大変です。
期限まで2週間あるとして、最初の1週間ずっと音沙汰がなかったら、依頼側は「本当に進んでいるのかな?」と不安になると私は思います。
その「見えない不安」を解消してあげること。それが前倒しで進める本当のメリットかもしれません。
早めに進捗を伝えたり、少しでも早く納品したりすることは、単なるスピードアップではなく、「相手を安心させること」につながります。
相手が安心すれば、お互いに余裕が生まれ、より成果物の質を上げることに注力できる気がします。
完璧じゃなくてもいい
結局、期限を守ることは最低限のルールですが、それ以上に「お互いが気持ちよく仕事をするためのコミュニケーション」が大切なのだと思います。
期日よりも過程の方が大事なのかもしれません。
よほど簡単なタスクじゃない限り、期限までに何も連絡を取らないことは稀です(むしろそれは即対応のタスクですね)。
「期限を守る=ストイックに追い込む」のではなく、「期限をうまくコントロールして、自分も相手も安心する」。
そんなふうに捉え方を変えてみると、スキルアップではないでしょうか。
完璧にこなすのは難しいけれど、タスクを受け取るときに期日や仕様を確認する、途中経過を報告する、そんな小さな一歩から、少しずつ工夫していきたいと思っています。

