モキ製作所ではだいたい半年に1度のペースで全社員と面談を実施しています。面談とは言っても堅苦しいものではなく日常の会話の延長線のようなトーンで進みます。短い期間で大人数と話すのは大変ではありますが、楽しい話や面白いアイデアなどをたくさん聞ける貴重な時間です。
その面談を今回は2月末に実施しました。事業年度が10月スタートなのでおおよそ折り返し地点での面談です。
自分の頭の中を整理するためにも、気付いたことや記憶に残ったことをブログに残したいと思います。
内容が前に進む話だと嬉しい
約30人、業種や得意分野も多種多様なメンバーなので面談時の話し方や雰囲気も当然多種多様です。声が大きい人もいれば、ボソボソっと話す人、会話の間が長く空く人もいます。只、どんな話し方やキャラクターであれ、話が前に進む内容だとストレス無く話せるなと感じました。
例えば、「こんな問題を抱えているんです…。…。(終了)」だと聞き手も「…頑張ってね…(終わり)」となってしまいがちですが、「◯◯がヤバいです。✕✕をやっちゃダメですかね?」みたいな話だとそれが例え無謀な内容でも嬉しいです。実際に「(大きな工作機械の)置き場所あっちじゃダメですか?」みたいな考えもしなかった大胆なアイデアも出てきて盛り上がりました。
また、ある社員さんからは自分の点数が知りたいとのコメントがありました。現状を把握して次に活かすことが質問の狙いとのこと。(色々考えたうえで)採点制度は設けていないので返答に困ってしまいましたが、前向きな意識に目から鱗が落ちる思いでした。
オンオフ問わず新しい挑戦や変化は楽しい
仕事の課題や問題の話も大事ですが、やはり楽しいのは新しい事や変化の話だと思います。
例えば、昇格や昇進を伝えるのは面談前から楽しみです(今回も2名にお伝えできました!)。他には、「○月に子供が生まれます」とか「車を買おうと思ってる」とかもなんだか嬉しくなります。盛り上がります。
飛び抜けた話だと「(事業で)サウナを始めるんです」なんていう話もあり、驚くばかりでした。
新婚旅行でハワイに行く社員さんの面談は面談というよりも旅行のプランを聞くお喋りになってしまいました。それはそれでアリかと思います(楽しかったので)。
他にも、最近始めた趣味の話や勉強していること、身につけたい(つけた)技術、最近読んだ本の話とかも面白いですよね。
面談は振り返りの良い機会では
半年に1度の面談頻度は多くも感じますし少なくも感じる絶妙なタイミングだと思います。「そういえば半年前はコレできなかったよね」みたいな話題になって、レベルアップを実感したり共有することもできる適当な期間だと思います。
例えば、営業部のSさんはたまに営業訪問のエピソードをブログにしてくれています。最初はちょっと嫌々な雰囲気があり負担も大きい様子でした。が、今回話してみると「ブログを書くとトークがまとまる(半年前はそう思えていなかった!)」といったポジティブなコメントも出てきて無意識のうちに筋肉がついたことを面談の場で認識した様子でした。まだ負担は大きいようですが自発的に続けていること自体が改めてスゴイとも感じました。まさに、「継続は力なり」。
まとめ 次は半年後!
次回はおそらく8~9月、年度末に向けての面談になると思います。他の人の話題や成長に負けないように私自身も頑張らなきゃなと強く感じた今回の面談でした(このブログも挑戦の一つになればと思いなんとか続けています)。
どうしても普段なかなか話しができないメンバーもいるので、この機会はこれからも大切にしていきたいです。